誠意, 征夷大将軍

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難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元,大橋弘祐著)を読んだ

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元,大橋弘祐著) を読みました。

社会人1~2年目はほぼほぼ家に引きこもっていたので そこそこお金がありました。

株にはx00万円投資し、2年くらい売り買いしていましたが、 数万円の利益があった、くらいの感じでした。

投資信託は興味があったのですが銘柄選びで躊躇し、 なにも買わず売らずの状態でした。

以前NewsPicksで山崎元さんの記事を読んで 参考になったな〜と思った記憶があったため読んでみました。

おもな気づきは以下です。 * 生活資金を除いて 日本国債50%、投信50%に分ける、で、ひたすら放っておく

  • 投信はアクティブじゃなくてインデックスファンドを選ぶ(後で詳しく記載)

  • 国内TOPIXと海外株式半々になるように

  • 外貨預金、保険、不動産はやらないほうがいい (海外国債に言及なかったけど外貨預金と同じ理由かなぁっていう推測)

  • 保険にかけるくらいなら貯金したほうがいい(保険会社の人件費、広告費に溶ける)

  • ただし家族がいるなら掛け捨て特約なしの1000万円くらいの死亡保障はあり

  • idecoはやったほうがいい

  • 真面目に働く

中でも投資信託は * インデックスファンド(日経平均TOPIXなど、指標に合わせて自動的に買う) * アクティブファンド(超ざっくり言うと人(証券マンなどのプロ)が選ぶ) に分かれており、

手数料や(人が選ぶのでそれだけインデックスファンドより人件費(=手数料)がかかる) や運用成績(ほぼほぼインデックスファンドのほうが成績が優れている) の面からインデックスファンドのほうがいい

というのは投資信託の銘柄選びで迷っていた私には大変参考になりました。

また、ちょうど本を読んだ時期にライフプランナーを名乗る 保険の営業につかまってしまい、 ちゃんと断りきれず、ずるずるしてしまっていた私には この本を読んでとりあえずきっぱり断る勇気が持てました。 (保険会社の人件費、広告費に溶けるでしょ、というのは少し考えれば当たり前といえば 当たり前なのですが)

とりあえずSBIハイブリッド預金のいくらかを 海外株式のインデックスファンドに投資しようと思いました。 (日本株はある程度現物で持ってしまっているため)

他にもNISAやiDECOの説明もあり、対話形式で読みやすく書いてあるので 投資などに興味がなかった、という方にも最初の一冊としておすすめです。